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聖徳太子のしゃもじ

聖徳太子、旧壱萬円札にも登場した歴史上のお偉いさん。

さて、聖徳太子の肖像画を見てみると、手にしゃもじのような

ものを持っています。あれは、いったい何なん?

あのしゃもじは、笏(しゃく)と呼ばれるものです。

笏は、中国発祥のもので、6世紀に日本に伝わりました。

当初は、朝廷の政務や儀式の式次第を忘れないように紙に書いて、

笏の裏に貼って用いていました。現代でいうところの、カンペです。

10人の話を同時に聞き分けることのできる人が、カンペって!!

ちょっと親近感が、沸きます。

聖徳太子.jpg

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