HOME > asterisk blog > 聖徳太子のしゃもじ
asterisk blog
聖徳太子のしゃもじ
聖徳太子、旧壱萬円札にも登場した歴史上のお偉いさん。
さて、聖徳太子の肖像画を見てみると、手にしゃもじのような
ものを持っています。あれは、いったい何なん?
あのしゃもじは、笏(しゃく)と呼ばれるものです。
笏は、中国発祥のもので、6世紀に日本に伝わりました。
当初は、朝廷の政務や儀式の式次第を忘れないように紙に書いて、
笏の裏に貼って用いていました。現代でいうところの、カンペです。
10人の話を同時に聞き分けることのできる人が、カンペって!!
ちょっと親近感が、沸きます。
*asterisk
2012年6月10日 12:17