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かつて地球には、月がふたつあったかもしれない。
科学誌『Nature』でそんな論説が発表されたんですって!
月の地形は、地球から見える側がなだらかなのに対して、月の誕生に関しては、太陽系の形成直後、火星サイズの惑星が
地球に衝突した際に破片が集まって形成されたという説
(ジャイアント・インパクト)が有力である。
今回カリフォルニア大学教授のエリック・アスフォーグ氏らが
発表した論説は、ジャイアント・インパクトにより宇宙空間に研究者らによると、二つの月は約8000万年の間それぞれの軌道上を
公転したのち、衝突したと考えられる。非常にゆっくりとした衝突速度
だったため、小さい月のみが砕けてその破片の一部が月に堆積したと
考えると、月の地形が半面ずつ異なるのも説明できる。
太古の夜空に二つの月が昇る情景、想像してみるとなかなかステキやん。
*asterisk